書籍についてのBLOGが続きます。
今自分の中で読書ブームなのかも。
読みたい本は山の様にあり、手元にあるのはその一部。
そして読めているペースが。。。
そんな訳でご紹介です。
以前、発売して好評のうちに完売した「ファッションは語りはじめた」。
クリティーク元年、という事で更に続きます。
今回の入荷はファッション批評誌。その名も fashionista <ファッショニスタ>。
蘆田裕史さん、水野大二郎さんが編集をされたもので、今回が創刊号です。
(以下、fashionista 巻頭及び水野さんが書かれている change fashion より)
日本にはファッションの批評がない、としばしば言われます。
ファッションは文化として認められないことがよくあるが、
その理由の一端はここにあるのではないでしょうか。
ファッションがビジネスであることを謳いながら、「ファッションに批評は似合わない」と言われることもありますが、現代では美術も音楽も映画も文学もおしなべてビジネスとしての側面をもっており、ファッションだけが特権的な立場にあるわけでもありません。
そのような状況に一石を投じるべく、
ファッションの批評誌が創刊されます。
『fashionista』は「批評誌」を謳っていますが、狭義の「批評」におさまるものではありません。研究者やデザイナーによる論文や試論、インタビュー、海外のファッション研究の紹介など、様々なコンテンツがあります。
一見すると「批評」以外のものが多いように思われるかもしれませんが、それらはすべて未来のファッション批評の構築のためにあります。
馴染みの無い言葉にやや抵抗のある方もいるかもしれません。
しかし、読んで頂くと”ファッション”というもの切り口の多さ、視点の広さ、今までに無い価値観が加わるはずです。
僕は早く読みたいです。むずむず。。。
<FJ>