ご報告。
ちょっと長めですが、ご容赦を。
既にご存知の方も多いですが。
9月30日を持って、【きのぴー】こと”木下了太”さんが、fro・nowhere(フロノウェア)を卒業しました。
ハッキリ覚えているのは、出会いは昨年の4月の事。
【STANDARD MAGAZINE(スタンダードマガジン)】の創刊イベント。
今や、あまりにも著名ですが【シトウレイ】さんにお越し頂き、【日々是東京百景】の発刊と合わせて【STANDARD MAGAZINE】のトークイベントにご協力を頂き、カフェ【re:Li(リリ)】さんにてイベントを行った時です。
(僕からしたら、今でも若いですが)木下君は幼さの残る表情で、シトウさんに接していたシーンが記憶に新しいです。
(この時ですね。何とも、今考えると、改めて恐れ多いなぁ。。。)
彼は、ストリートスナップを撮っている、そう話して、シトウさんとお話をしていたのでした。
当時彼は学生。
キッカケもあり、【fro・nowhere(フロノウェア)】遊びにきて、時に買い物をしてくれる様になりました。
彼が撮っているストリートスナップの事を知り、スナップや、スタイル、アイテムの写真などを仕事として、依頼してみよう。
自然とそう思ったのを覚えています。
そんなこんなで、彼に対して興味を持ったコト、そして彼自身も少なからず、興味を持ってもらえたコトのキッカケを生かし、お店の写真を撮ってもらう事になりました。
この時点では、スタッフに成る事も、そしてまた離れる事も想像出来て無かったですね。全然。
写真を撮ってもらう流れから、しばらく経ち、「フロノウェアで働きたい」と打ち明けてくれたのですが。
(話しがある、と言われた時はそれは緊張しましたね。。。。)
自分は雇われる身であっても、雇う身にはまだなっていなかったし
共に、それを迎え入れる準備が出来ていない事に、もどかしさ、悔しさ、消化不良色な気持ちがありました。
今でもまだまだ足りない事、至らない事ばかりなのですが。
当時、そう言ってもらえた事にすごく勇気ももらったし、そして小さいなりに、【賭け】に出れた事もありました。
良いキッカケを作ってくれた、そう言っても過言ではありません。
カクカクシカジカ、秋冬の展示会時期を前にして、【きのぴー】こと。木下君は、【fro・nowhere(フロノウェア)】のスタッフとなりました。
少しながら、研修の期間もありつつ、お店に携わってくれる事となりました。
【STYLE】という、スタイリングの写真や、アイテムの写真、個人としては【party snap】として、名古屋を中心とした夜のイベントも随所に納めていました。
カッコよく。
でも本人の撮りたい形で。
最初は”さぐりさぐり”でしたが、徐々に呼吸のあう感じになり、撮り方は任せて良い、と思える様になりました。(チェックはありますが!)
お店の前で、色々と。
スタイリングも折衝しながら、今のお店の中にあるアイテムを如何に魅力的に見てもらえるか、結果、カッコいいとか、カワイイとか、渋いとか、ダサイ(でも良い)とか、何かしらのキーワードを残せる様に。
一回りとはいきませんが、それなりに年も離れていたので、仕事の間柄には違いないのですが、弟とかいたらこんな感じなのかなと、思ったり。
そんな中、色々と厳しい状況や環境、モチベーションも含めて、満足いく待遇も出来なかった事を反省。
人を育てる事は難しい、実感しました。
(・・・さてさて湿っぽくなってもしょうがないですね!!!)
彼はあの年では、色々と面白い存在だと思います。
行動力もあるし、人当たりも良い、興味のある事にはしっかり首をつっこむ。
クラブでカメラマンをしつつも、お酒には弱いのですが。。。
既にスタートしておりますが、新たなステージでも是非頑張って欲しいと思います。
自分がそうしてきた様に、やりたい事を、好きな様にやる。
考える事や、やらないといけない事、決断を迫られる事も多々あると思います。
とにかく、頑張って欲しいし。
とにかく、負けたくないと思います。
fro・nowhere からも近い距離にいるので、→ http://cafereli.com/
皆さんまた見かけたら、是非声をかけてあげてください。(イベントもカメラで多々出没するかと)
今後の「木下了太」をどうぞ宜しくお願いします。
(勿論、フロノウェアも絶賛宜しくお願いします!!!!)
木下氏、お疲れ様でした!!
<FJ>