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リミテッドショップ「ノマド」

限定2日間のリミテッドショップ。

テントを張り、シンク、ベッドを置いて居住空間を造り、プロジェクターで化け物語りのアニメが流れ。

名残惜しさが先行して、撤収後には少し切ない気持ちになりました。

イベントの後はそうでありたいですが。

果たして自分たちは何を売って、何を買ってもらっているのでしょうか。

それは果たして物なのでしょうか。

2日間のお店。

セレクトショップの垣根を越えて提案する空間、意味。

何を伝えたかったのか。

物だけなら、どうにか手に入ります。

皆の目の前にwebがあります。

ヒエラルキーも最早、一部のコミュニティに有効なだけで、多くの場合がフラットです。

簡単には手に入らない、というのは逆に物質だけかもしれません。

あと、気持ちも簡単には手に入りません。

 

例えば「欲しい」という欲求に素直に応じて、目当てのアイテムを我が物にしたとき。

例えば、新作のアイテムをパッキン(段ボール)から出して、ビニールを外すとき。

新しい、そして馴染み深い、布の香り、染料の香り、レザーの香り。

 

そういう感動とか、衝動はお金に換えられないし、同一の対象物から誰もが同じだけ感じ取る事は難しいかもしれません。

気持ちはそれぞれ違うから。

 

シンプルな物の動きが大事と原さんは仰いました。

作り手と買い手。

他の人、物、事は、ある種必要の無い物なのかもしれません。

 

セレクトショップ、という物は淘汰されつつあります。

既存の「セレクトショップ」という形が変化していて、今や何でもある、何でもやる。

選んだ物をただ売る場所では無くなっています。

 

模索しながらも、自分が伝えたいのは「共有したい」とか、「気持ち」かなと思っています。

ファッションという、形の無い曖昧な、奥深すぎて出られなくなるモノゴトについて。

フラットに考え、フレキシブルに考え。

まだ答えは変わっていくと思いますが。

 

ともあれ、ご来場頂きました皆様。

イベント開催にあたってご協力頂きました、関係者皆様。

誠に有り難う御座いました。

 

こういう余韻があるイベントはやめられないな、と思います。

ついつい。

<FJ>

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